第42話「宇宙要塞ア・バオア・クー」全セリフ&コメント付

機動戦士ガンダム 第42話「宇宙要塞ア・バオア・クー」より



連邦兵A 「熱源体か?」
連邦士官A 「ん、なに?」

連邦士官A 「デギン公のようで」
レビル 「うん」

デギン 「これで和平が」
ジオン兵A 「デギン公王」
デギン 「なにか?」
  「あっ」

レビル 「うおっ」

ブライト 「なんだ?あの光は」
ミライ 「レビル艦隊の主力部隊のいる所よ」
アムロ 「ぜ、全滅じゃないけど、ぜ、全滅じゃないけど」



ジオン兵A 「ソーラ・レイ、ゲルドルバ照準で発射されました」
  「な、聞いたろ?」
ジオン兵B 「あ、ああ」
  「おい、レーザーセンサーの方はどうなんだ?」
ジオン兵C 「ああ、聞こえていたがな。そっちでも聞けたか?」
キシリア 「どういうことなのか。第二戦闘配備中である、不明瞭な会話はやめよ」
ジオン兵A 「グレートデギンの識別信号がゲルドルバの線上で確認されたのですが、どうも」
キシリア 「グレートデギンが?」
ジオン兵A 「はい。しかも敵艦隊の主力とまったくの同一地点であります」
キシリア 「グレートデギンの出撃の報告はあったのか?」
ジオン兵A 「いえ」
キシリア 「わかった」
  「敵の残存兵力の監視を。おそらく半分沈んだとは思えん」
ジオン兵A 「はい」
キシリア 『グレートデギンが。妙な』

連邦兵A 「第12分隊はサフランだけだ」
連邦兵B 「シスコも被弾している」
ミライ 「こちらは八隻ね。ずいぶん傷付いてるのがあるわ」
ブライト 「フラウ・ボゥ」
フラウ 「はい」
ブライト 「ルザルはなんと言っている?」
フラウ 「ホワイトベースを基点に主力艦隊の集結をさせているから動くな、ということです」
ブライト 「いや、それ以外のことはなにか?」
フラウ 「なにも。だいぶ混乱しているようです」
ブライト 「ホワイトベース各員に告げる。第二戦闘配置のまま待機しろ」
フラウ 「何かわかって?」
アムロ 「うん、ソーラ・システムを使ったらしいな」
フラウ 「ソーラ・システム?」
アムロ 「ソロモンのとき連邦が使ったやつだ。パワーが段違いだけどね」
連邦兵C 「ホワイトベース、暗号コードベータトワ」
フラウ 「り、了解」

ギレン 「我が忠勇なるジオン軍兵士達よ。今や地球連邦軍艦隊の半数が我がソーラ・レイによって宇宙に消えた。この輝きこそ我らジオンの正義の証である。決定的打撃を受けた地球連邦軍にいかほどの戦力が残っていようと、それはすでに形骸である。あえて言おう、カスであると。それら軟弱の集団がこのア・バオア・クーを抜くことはできないと私は断言する。人類は、我ら選ばれた優良種たるジオン国国民に管理・運営されてはじめて永久に生き延びることができる。これ以上戦いつづけては人類そのものの危機である。地球連邦の無能なる者どもに思い知らせてやらねばならん、今こそ人類は明日の未来に向かって立たねばならぬ時である、と」
カスってあんた・・・
ジオン兵達 「おーっ」
ギレン 「ジーク・ジオン」
・・・ふ〜、ジーク・ジオン!!
ジオン兵達 「ジーク・ジオン、ジーク・ジオン、ジーク・ジオン、ジーク・ジオン、ジーク・ジオン、ジーク・ジオン、ジーク・ジオン、ジーク・ジオン」

マーカー 「第二大隊と第三大隊がNポイントから進攻します。我々はルザルを旗艦として残存艦艇をまとめてSポイントから進みます」
ミライ 「いかにも戦力不足ね」
ブライト 「こちらもソーラ・システムを使えればな」
アムロ 「でも、大丈夫だと思います。ア・バオア・クーの狙い所は確かに十字砲火の一番来る所ですけど、一番もろい所だといえます。作戦は成功します」
ブライト 「ニュータイプのカンか?」
アムロ 「はい」
フラウ 「時間合わせ、どうぞ。3、2、1、0、作戦スタートです」
ブライト 「よし。総員、第一戦闘配置だ。10分後にFラインを突破するぞ」
アムロ 「フラウ・ボゥ、どんなことがあってもあきらめちゃいけないよ。こんなことで死んじゃつまらないからね」
フラウ 「…ありがとう、アムロ。あきらめないわ、絶対に」
アムロ 「さすがフラウ・ボゥだ。じゃ、またあとでね」
フラウ 「アムロも無茶は駄目よ」
アムロ 「ああ」
ハヤト 「すぐ降りる」
アムロ 「ああ」
カツ 「俺たちゃEブロックで退避だ」
キッカ 「みんな頑張ってね」

カイ 「ハヤトは?」
キッカ 「お姉ちゃんとこに引っ掛かってる」
子供達 「ヒヒヒヒヒ」
カイ 「そりゃ結構。ニヒヒヒヒ」
セイラ 「いやらしい笑い方」
アムロ 「…いいじゃないですか」
セイラ 「そうだけど」
レツ 「頑張ってね」
カツ 「信じてんだから」
カイ 「おう」
  「アムロ、さっきお前の言ったこと、本当かよ?」
アムロ 「嘘ですよ。ニュータイプになって未来の事がわかれば苦労しません」
セイラ 「アムロにああでも言ってもらわなければみんな逃げ出しているわ、恐くてね」
カイ 「そりゃそうだな。逆立ちしたって人間は神様にはなれないからな」

ジオン兵A 「敵はビーム攪乱幕を張りつつ」
ギレン 「ミサイルで対抗しろ。モビルスーツ隊はまだ動かすな」
  「空母ドロスは予定通りだ、もう少し待て。Sフィールドの艦艇の半分をNフィールドへまわせ」
  「連邦め、主力隊がなくなったにしてはよくやる」
ジオン兵B 「Eフィールドよりグワジン進入、キシリア少将の物と思われます」
ギレン 「よし、Nフィールドへまわせ」
ジオン兵B 「は」
ギレン 「しかし妙だな。キシリアめ、出撃させてきた艦の数が合わんが」

シャア 「新型のゲルググタイプはすべて出動しているようで。私が使えるのは残っていないでしょう」
キシリア 「ジオングを使ってみるか?80パーセントしか完成していないようだが」
シャア 「ジオング?」
キシリア 「エルメスを開発した時にな、あのサイコミュを部分的に取り入れたモビルスーツだ。お前なら使いこなせよう」
シャア 「では、ブラウ・ブロ的な要素を持つ?」
キシリア 「うむ。あれは出動していまい、やって見せ。私はギレンの所に行く」
シャア 「はい」
  「80パーセントか」

ジオン兵A 「マゼランタイプ撃沈。敵のモビルスーツ部隊が発進したようです」
ギレン 「うむ」
  「さてドロス、うまくやれよ」
ジオン兵B 「キシリア様が戻られました」
ギレン 「遅かったな」
キシリア 「申し訳ありません」
ギレン 「ふん、エルメスが沈んだそうだな?」
キシリア 「はい」
ギレン 「ガンダム一機にてこずるものだな」
キシリア 「ジオングを使います」
ギレン 「未完成品をか?」
キシリア 「少しでもニュータイプと思える者をぶつける以外、ガンダムは倒せません」
ギレン 「また、シャアか」
ジオン兵C 「ドロス、突出します」
ギレン 「こだわり過ぎるな」
キシリア 「グレートデギン、どこに配備されたのです?ズム・シティですか?」
ギレン 「沈んだよ。先行しすぎてな」
キシリア 「ほう。デギン公王から調達なさったので?」
ギレン 「歯がゆいな。キシリア、父がグレートデギンを手放すと思うのか?」
キシリア 「思いません」
ギレン 「では、そういうことだ」
  「フフフフフッ、圧倒的じゃないか、我が軍は」

 

ジオン兵A 「80パーセント?冗談じゃありません。現状でジオングの性能は100パーセント出せます」
シャア 「足は付いていない」
ジオン兵A 「あんなの飾りです。偉い人にはそれがわからんのですよ
シャア 「使い方はさっきの説明でわかるが、サイコミュな、私に使えるか?」
ジオン兵A 「大佐のニュータイプの能力は未知数です、保証できる訳ありません」
シャア 「はっきり言う。気にいらんな」
ジオン兵A 「どうも」
  「気休めかもしれませんが、大佐ならうまくやれますよ」
シャア 「ありがとう。信じよう」

ギレン 「フフフフッ。ここを攻めるにしてはやはり数が少なすぎたようだな」
  「ドロスめ、よく支えてくれる。Nフィールドの全艦隊を前進させよ」
キシリア 「新しい艦隊だと?連邦軍のか?」
ギレン 「なに?」
キシリア 「それは確かなのか?」
ジオン兵A 「Nフィールド線上です。計測します」
キシリア 「連邦もよくやります」
ギレン 「そうかい?所詮は生き残り部隊の最後の悪あがきだろ」
キシリア 「…でしょうね」
  「シャア大佐のジオングはどうなってるか?」
シャア 「何か?」
キシリア 「ジオングはどうか?」
シャア 「行けます」
キシリア 「ならばSフィールド上に新たな敵艦隊が発見された。第34モビルスーツ隊と共にこれを」
シャア 「は、Sフィールドに侵入する敵を撃滅します」
キシリア 「連邦の戦力もこれまでだな」
ギレン 「Sフィールドとて、このくらいの戦力なら支えられるな?」
キシリア 「はい」
  『父殺しの男が』

シャア 「さて問題は、私に明確なニュータイプの素養があるかどうかだが」
  「沈めい」

クルー達 「うわーっ」
ブライト 「仰角2度、退避だ」
ミライ 「はい」

シャア 「よし。しかし、奴はどこにいるのだ?」
  「ん?あれか。モビルスーツ隊」
  「…奴め」
アムロ 「大物だ。シャアか?」
  「うしろから?なんだ?チッ」
  「シャア以上のニュータイプみたいだ、しかし」
  「しかし、今はア・バオア・クーに取りつくのが先だ」
  「本当の敵はあの中にいる、シャアじゃない」

ギレン 「フフ、Nフィールドはドロスの隊で支えきれそうだ」
キシリア 「結構なことで」
ギレン 「ん?」
キシリア 「グレートデギンには父が乗っていた、その上で連邦軍と共に。なぜです?」
ギレン 「やむを得んだろう。タイミングずれの和平工作がなんになるか?」
キシリア 「死なすことはありませんでしたな、総帥」
ギレン 「ふん、冗談はよせ」
キシリア 「意外と兄上も甘いようで」
ギレン 「うっ」
ジオン兵A 「あああ」
ジオン兵B 「ギレン総帥じゃないのか?ん?」
キシリア 「死体を片付けい」
  「父殺しの罪はたとえ総帥であっても免れることはできない。異議のある者はこの戦い終了後、法廷に申したてい」
トワニング 「ギレン総帥は名誉の戦死をされた。ドロス艦隊が破られたぞ」
  「キシリア閣下、御采配を」
キシリア 「うむ。トワニング、助かる」
  「ア・バオア・クーの指揮は私がとる。Nフィールドへモビルスーツ隊を。Sフィールドはどうなっておるか?」
ジオン兵C 「25隻中10隻撃沈しましたが、残りはSフィールドに取りつきつつあります」
キシリア 「シャアのジオングを前面に押し立てさせい」
ジオン兵達 「うわっ」
キシリア 「Sフィールドにモビルスーツ隊を集中させい」

カイ 「いけーっ」
ハヤト 「いただき」
  「次は?」
セイラ 「さすが新型」

ブライト 「フラウ・ボゥ、セイラのGファイターにホワイトベースから離れないように伝えろ」
フラウ 「了解」
ブライト 「ミライ、さっき一時的に敵の防御力が弱くなったろ?」
ミライ 「そうね、なんか妙だったわ。こちらもそうだけど、むこうもうまくいってないようね」
ブライト 「らしいな」

セイラ 「あっ」
  「アムロ」
シャア 「情けない、ガンダムを見失うとは。どこだ?奴は」

トワニング 「やりますな。Nフィールドもモビルスーツが取りついたようです」
キシリア 「うむ、気がかりだな」
  「Sフィールドはどうなのだ?」
ジオン兵A 「ガンダムらしいモビルスーツが血路を開いて」
キシリア 「シャアのジオングは?」
ジオン兵A 「敵に阻まれてガンダムに近づけぬようです」
キシリア 「いきなりジオングだからな」

アムロ 「取りついた。ん?」
  「シャアか。こちらを見つけたな」
シャア 「見えるぞ、私にも敵が見える」

キシリア 「しかし、ゲルググ、ドムの動きが目立たないのはどういう訳だ?トワニング」
トワニング 「は、が、学徒動員のパイロットが多いようですから」
キシリア 「学生か」
トワニング 「しかし、養成は万全でありました」
キシリア 「…話は信じるが、戦果だけが問題なのでな。もろ過ぎるようだ」
トワニング 「申し訳ありません。しかし、彼らの救国の志は」
キシリア 「総帥がニュータイプにもっと早くお気付きであればな」
  「敵を引き込め、ア・バオア・クーで虱潰しにしろ。残った敵の数、決して多くはない」

アムロ 「やるしかないのか」
  「な、なぜ出てくる?」
ジオン兵A 「ああっ、ひ、火が。母さん」
アムロ 「…」
  「逆方向から?…」
シャア 「チィッ」
アムロ 「かあーっ」
  「よけたのか」
シャア 「チッ、またか」
ナレーター 「シャアは激しい焦りを感じ始めていた。ニュータイプ用に開発されたこのジオングのパワーを最大限に発揮できぬ自分に。あのガンダムのパイロットは今確実に自分を追い込んでいる」
シャア 「しかし、私もニュータイプのはずだ」

次回予告 「終局である。シャアとアムロが生身で対決するなど、すでに戦争ではない。ニュータイプに科せられた宿命なのだろう。ホワイトベースをア・バオア・クーの赤い炎が包んでいく。機動戦士ガンダム、次回、『脱出』。君は、生き延びることができるか?」


42話動画はこちらよりYouTube

42話で出てくる名言&その感想
ギレン・ザビ名言  アムロ名言  ジオングのメカニックマン名言 

ガンダム 第42話「宇宙要塞ア・バオア・クー」の感想と見所

ジオングのメカニックマンとシャアの会話シーン動画

ギレン大演説動画「あえて言おう、カスであると」

ギレンが演説中に弟ガルマをカス呼ばわりした幻の動画

※※シャアが泣く泣く乗ったシャア専用赤い機体・幻の動画


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