第43話「脱出」全セリフ&コメント付

機動戦士ガンダム 第43話「脱出」より



シャア 「…ガンダムめ」
アムロ 「シャア」
シャア 「…だ、誰だ?」

ブライト 「右舷の攻撃に集中させろ」
  「フラウ・ボゥ、ガンキャノン、ガンタンクはどうだ?」
フラウ 「健在です。敵基地の入り口に接近中です」

カイ 「外からドンパチやったって埒あかないのよね」
ハヤト 「カイさんだけにいい思いはさせないぞ」
カイ 「野郎、ここの一番乗りは俺だってのに」
  「そらみろ」
ハヤト 「う、うわっ」

シャア 「うっ」
  「ガンダム」
アムロ 「…」
  「こう近付けば四方からの攻撃は無理だな、シャア」
シャア 「な、なんだ?」
アムロ 「なぜララァを巻き込んだんだ?ララァは戦いをする人ではなかった」
シャア 「チィッ」
アムロ 「シャア」

連邦兵A 「おい、しっかりしろ、死ぬんじゃないぞ」
連邦兵B 「あとはモビルスーツ隊に任せろ」

シャア 「ガンダムのパイロットはアムロといったな。どうする?あのニュータイプに打ち勝つ方法は?ん?」
  「ララァ、教えてくれ。どうしたらいいのだ?」

マーカー 「うわあっ」
オスカ 「うわあっ」
ブライト 「うっ、エンジン急速閉鎖」
  「エンジン切り離せ、ミライ」
ミライ 「はい」
  「着底します」
ブライト 「任せる」
  「全員に告げろ、白兵戦の用意をさせろ」
オスカ 「はい」
ミライ 「…コ、コントロールが」

子供達 「わあっ」

ミライ 「あっ」
ブライト 「周囲に気をつけろ。どこから敵兵が出てくるかわからんぞ」

カイ 「うあっ、ホワイトベースのエンジンが両方とも」
ハヤト 「ああっ、乗組員のみんなは?」

ブライト 「カイとハヤトには援護を頼め」
フラウ 「はい」
ブライト 「フラウ・ボゥも拳銃を」
フラウ 「はい」

アムロ 「どこだ?シャア」
  「…違うか」
シャア 「ガンダム」
アムロ 「ううっ、…シ、シャアめ」
  「まだだ、たかがメインカメラをやられただけだ」

ジオン兵A 「ジオング撃墜。識別信号解除」
キシリア 「赤い彗星も地に落ちたものだな」
ジオン兵B 「Nフィールド応答なし」
ジオン兵C 「Sフィールド応答なし」
ジオン兵D 「なに?ミサイルが?」
ジオン兵E 「Wフィールド24ブロックに弾丸を送れ」
ジオン兵F 「スネイク、スネイク」
キシリア 「しかし、ガンダムのパイロットがニュータイプとして異常発達したものならば、やむを得ぬというところか。そうだな?」
トワニング 「は、閣下」
キシリア 「私の脱出15分後にここを降伏させるがよい」
トワニング 「し、しかし」
キシリア 「グラナダの戦力と本国の戦力が残っているうちにな」
トワニング 「し、しかし、今となっては脱出こそ至難の業かと」
キシリア 「私が生き延びねばジオンが失われる」
トワニング 「降伏後、私の身柄は?」
キシリア 「捕虜交換の折に引き上げよう」
トワニング 「は」
キシリア 「船の用意を」
トワニング 「ただちに」

カイ 「まるでアリじゃねえか、あっちこっちと」

ブライト 「敵の陸戦隊が出てくるぞ。総員、バズーカ、ライフルで立ち向かえ」

アムロ 「シャアだってわかっているはずだ。本当の倒すべき相手がザビ家だということを。それを邪魔するなど」
  「シャア、いるな」
  「うわあっ」
  「…今の僕になら本当の敵を倒せるかもしれないはずだ」
  「ザビ家の頭領がわかるんだ」
シャア 「その力、ララァが与えくれたかもしれんのだ、ありがたく思うのだな」
アムロ 「貴様がララァを戦いに引き込んだ」
シャア 「それが許せんというのなら間違いだな、アムロ君」
アムロ 「な、なに?」
シャア 「戦争がなければ、ララァのニュータイプへの目覚めはなかった」
アムロ 「それは理屈だ」
シャア 「しかし、正しいものの見方だ」
アムロ 「それ以上近付くと、撃つぞ」
シャア 「今、君のようなニュータイプは危険すぎる。私は君を殺す」

ハヤト 「うわっ」
  「うわーっ」
カイ 「馬鹿野郎、あれじゃ援護にならないじゃねえか」
  「白兵戦かよ」
セイラ 「みんなは?」
  「あっ、兄さん」

ジオン兵A 「外には敵がうようよいるんだ」
ジオン兵B 「ドム中隊をまわせ。いくらなんでもザンジバル一隻じゃあ」
ジオン兵C 「冗談じゃないよ、死にに行く訳じゃないんだ。護衛機をまわせ。ザクでいいザクで」
キシリア 「手間取るようか?」
ジオン士官A 「申し訳ありません」
キシリア 「急がせい、他の兵に気取られるな」

ジオン兵A 「24ブロックで中隊長殿が」
ジオン兵B 「陸戦が始まっているって?」
セイラ 「あの向こう」
  「…」

シャア 「貴様が最強の兵だからだ」
アムロ 「本当の敵はザビ家ではないのか?」
シャア 「私にとっては違うな」
アムロ 「うっ…」
シャア 「…」
アムロ 「…」
シャア 「チィッ」
  「わかるか?ここに誘い込んだ訳を」
アムロ 「ニュータイプでも体を使うことは普通の人と同じだと思ったからだ」
シャア 「そう、体を使う技はニュータイプといえども訓練をしなければ」
アムロ 「そんな理屈」
セイラ 「やめなさいアムロ、やめなさい兄さん」
  「二人が戦うことなんてないのよ、戦争だからって二人が戦うことは」
シャア 「ヤアッ」
アムロ 「チィッ」 
セイラ 「あっ、あれ」
アムロ 「い、今、ララァが言った。ニュータイプはこ、殺しあう道具ではないって」
シャア 「戦場では強力な武器になる。やむを得んことだ」
アムロ 「貴様だってニュータイプだろうに」
セイラ 「やめて、二人が、ああっ」
シャア 「うわあっ」
アムロ 「ううっ」
  「ああっ」
セイラ 「あっ」
  「あっ、アムロ、大丈夫?」
アムロ 「…」
シャア 「アルテイシア」
セイラ 「兄さん、やめてください。アムロに恨みがある訳ではないでしょう」
シャア 「しかし、敵にする訳にはいかん相手であれば、倒せる時に」
セイラ 「兄さんの敵はザビ家ではなかったの?」
シャア 「ザビ家打倒なぞもうついでの事なのだ、アルテイシア。ジオン無きあとはニュータイプの時代だ。アムロ君がこの私の言うことがわかるのなら、私の同志になれ、ララァも喜ぶ」
アムロ 「…なに?」
セイラ 「兄さん、なんてことを、あっ」
アムロ 「あっ」
シャア 「うわっ」
セイラ 「兄さん、ひ、額の傷は?」
シャア 「ヘルメットがなければ即死だった」

 

アムロ 「…ううっ…」

ジオン兵A 「キシリア閣下が脱出されるので護衛にと思いましたが、残念です。た、大佐なら」
シャア 「安心しろ。貴様に代わって閣下は必ずお守りしてみせる」
ジオン兵A 「あ、ありがとうございます。噂の火傷はございませんな…」
シャア 「ここもだいぶ空気が薄くなってきた。アルテイシアは脱出しろ」
セイラ 「兄さんはどうするのです?」
シャア 「ザビ家の人間はやはり許せぬとわかった。そのケリはつける」
セイラ 「兄さん」
シャア 「お前ももう大人だろ。戦争も忘れろ、いい女になるのだな。アムロ君が呼んでいる」
セイラ 「アムロが?」

シャア 「キシリア閣下は?」
ジオン兵A 「出港されるところであります」

ジオン兵A 「上空、サラミス接近中。急速発進」
ジオン士官A 「座れん者は床に伏せさせろ」
ジオン兵B 「10、9」

シャア 『ガルマ、私の手向けだ。姉上と仲良く暮らすがいい』
シャア〜〜〜(泣)

キシリア 「シャアか」

アムロ 「…だ、駄目か」

セイラ 「み、みんなの所になんか、い、行けない。い、行ったって、生き延びたって兄さんが」

アムロ 「うわっ…」
  「ち、ちくしょう、こ、ここまでか」
  「…まだ助かる」
  「…し、しかし、ホワイトベースのみんなは?セイラさんは?」
  「…ララァの所へ行くのか」
ララァ 「殺しあうのがニュータイプじゃないでしょ」
アムロ 「えっ?そ、そうだな。どうすればいい?」
ララァ 「フフ、アムロとはいつでも遊べるから」
アムロ 「ララァ」
ララァ 「決まってるでしょ」
アムロ 「あ、見えるよ、みんなが」
ララァ 「ね、アムロなら見えるわ」
アムロ 「セ、セイラさん、た、立って、立つんだ」

セイラ 「アムロ?アムロなの?でも、ここはどこだかわからないのよ」
  「ここをまっすぐ?」

アムロ 『そうです、そして500メートル行ったら左へ90度曲がってください』

セイラ 「500メートル行って、あっ」

ブライト 「第16ハッチは封鎖だ」
ミライ 「はい」
ブライト 「アムロ」
  「退艦命令を出さないと全滅する?」
ミライ 「ハッチを閉じて。もうむこうには味方はいないわ」
ジョブ 「は、はい」
ミライ 「アムロ?そ、そうね、ええ、ランチの発進準備をさせるわ」

フラウ 「アムロ」
アムロ 『僕の好きなフラウ、次に銃撃がやんだら一気に走り抜けられるよ』
フラウ 「アムロなのね、どこにいるの?」
アムロ 『ランチの所へ行くんだ、いいね?』
フラウ 「あたしが走ったら走るのよ、いいわね?」
子供達 「うん」

カイ 「ええい、ホワイトベースだけを狙って」
ハヤト 「この船、めだちますからね。おっ?」
  「聞こえましたか?」
カイ 「あ、ああ、アムロだ」
ハヤト 「ここはもう撤退ですって」
カイ 「そう思うな」
ハヤト 「連邦軍は優勢らしいし」
カイ 「勝つとなりゃ、ここを引き上げてもよかろう」
ハヤト 「じゃ」

セイラ 「あっ、ホワイトベース」
  「ああっ」
カイ 「セイラさん、こっちよ」
ミライ 「セイラ」
カイ 「おおっと」
セイラ 「カイ」
ブライト 「よーしいいぞ、やってくれ」
オムル 「了解」
カイ 「ホ、ホワイトベースが」
ハヤト 「ホワイトベースが、沈む」
ブライト 「アムロが呼んでくれなければ、我々はあの炎の中に焼かれていた」
セイラ 「じ、じゃあ、このランチにアムロはいないの?ブライト」
ブライト 「いない。セイラやミライの方が聞こえるんじゃないのか?」
セイラ 「えっ?」
ブライト 「ジオンの忘れ形見のセイラの方が我々よりよほどニュータイプに近いはずだ。捜してくれ、アムロを」
セイラ 「で、でも、どうやって?…わからないわ」
ハヤト 「アムロだけいないんだ、わからないかって」
フラウ 「そ、そんなこと言ったって」
レツ 「さっきアムロ兄ちゃんの声聞こえたろ?」
キッカ 「うん」
セイラ 「私がホワイトベースにたどり着くまではあれほどに。アムロ」
  「人がそんなに便利になれるわけ、ない」
キッカ 「…そう、ちょい右」
フラウ 「キッカ」
レツ 「そう右」
カツ 「はい、そこでまっすぐ」
フラウ 「どうしたの?三人とも」
レツ 「そう、こっちこっち、大丈夫だから」
カツ 「そう、こっちこっち、大丈夫だから」
キッカ 「すぐ外なんだから」
セイラ 「アムロ?」
ミライ 「わかるの?ど、どこ?」
キッカ 「いい?」
子供達 「4、3、2、1、0!」
セイラ 「…ああ」
ミライ 「…」
子供達 「わあーい」
アムロ 「…」
フラウ 「アムロ」
アムロ 「み、みんなは?」
  「…」
  「ごめんよ、まだ僕には帰れる所があるんだ。こんな嬉しいことはない。わかってくれるよね?ララァにはいつでも会いに行けるから」

ナレーター 「宇宙世紀0080、この戦いのあと、地球連邦政府とジオン共和国の間に終戦協定が結ばれた」



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第42話「宇宙要塞ア・バオア・クー」全セリフ&コメント付

機動戦士ガンダム 第42話「宇宙要塞ア・バオア・クー」より



連邦兵A 「熱源体か?」
連邦士官A 「ん、なに?」

連邦士官A 「デギン公のようで」
レビル 「うん」

デギン 「これで和平が」
ジオン兵A 「デギン公王」
デギン 「なにか?」
  「あっ」

レビル 「うおっ」

ブライト 「なんだ?あの光は」
ミライ 「レビル艦隊の主力部隊のいる所よ」
アムロ 「ぜ、全滅じゃないけど、ぜ、全滅じゃないけど」



ジオン兵A 「ソーラ・レイ、ゲルドルバ照準で発射されました」
  「な、聞いたろ?」
ジオン兵B 「あ、ああ」
  「おい、レーザーセンサーの方はどうなんだ?」
ジオン兵C 「ああ、聞こえていたがな。そっちでも聞けたか?」
キシリア 「どういうことなのか。第二戦闘配備中である、不明瞭な会話はやめよ」
ジオン兵A 「グレートデギンの識別信号がゲルドルバの線上で確認されたのですが、どうも」
キシリア 「グレートデギンが?」
ジオン兵A 「はい。しかも敵艦隊の主力とまったくの同一地点であります」
キシリア 「グレートデギンの出撃の報告はあったのか?」
ジオン兵A 「いえ」
キシリア 「わかった」
  「敵の残存兵力の監視を。おそらく半分沈んだとは思えん」
ジオン兵A 「はい」
キシリア 『グレートデギンが。妙な』

連邦兵A 「第12分隊はサフランだけだ」
連邦兵B 「シスコも被弾している」
ミライ 「こちらは八隻ね。ずいぶん傷付いてるのがあるわ」
ブライト 「フラウ・ボゥ」
フラウ 「はい」
ブライト 「ルザルはなんと言っている?」
フラウ 「ホワイトベースを基点に主力艦隊の集結をさせているから動くな、ということです」
ブライト 「いや、それ以外のことはなにか?」
フラウ 「なにも。だいぶ混乱しているようです」
ブライト 「ホワイトベース各員に告げる。第二戦闘配置のまま待機しろ」
フラウ 「何かわかって?」
アムロ 「うん、ソーラ・システムを使ったらしいな」
フラウ 「ソーラ・システム?」
アムロ 「ソロモンのとき連邦が使ったやつだ。パワーが段違いだけどね」
連邦兵C 「ホワイトベース、暗号コードベータトワ」
フラウ 「り、了解」

ギレン 「我が忠勇なるジオン軍兵士達よ。今や地球連邦軍艦隊の半数が我がソーラ・レイによって宇宙に消えた。この輝きこそ我らジオンの正義の証である。決定的打撃を受けた地球連邦軍にいかほどの戦力が残っていようと、それはすでに形骸である。あえて言おう、カスであると。それら軟弱の集団がこのア・バオア・クーを抜くことはできないと私は断言する。人類は、我ら選ばれた優良種たるジオン国国民に管理・運営されてはじめて永久に生き延びることができる。これ以上戦いつづけては人類そのものの危機である。地球連邦の無能なる者どもに思い知らせてやらねばならん、今こそ人類は明日の未来に向かって立たねばならぬ時である、と」
カスってあんた・・・
ジオン兵達 「おーっ」
ギレン 「ジーク・ジオン」
・・・ふ〜、ジーク・ジオン!!
ジオン兵達 「ジーク・ジオン、ジーク・ジオン、ジーク・ジオン、ジーク・ジオン、ジーク・ジオン、ジーク・ジオン、ジーク・ジオン、ジーク・ジオン」

マーカー 「第二大隊と第三大隊がNポイントから進攻します。我々はルザルを旗艦として残存艦艇をまとめてSポイントから進みます」
ミライ 「いかにも戦力不足ね」
ブライト 「こちらもソーラ・システムを使えればな」
アムロ 「でも、大丈夫だと思います。ア・バオア・クーの狙い所は確かに十字砲火の一番来る所ですけど、一番もろい所だといえます。作戦は成功します」
ブライト 「ニュータイプのカンか?」
アムロ 「はい」
フラウ 「時間合わせ、どうぞ。3、2、1、0、作戦スタートです」
ブライト 「よし。総員、第一戦闘配置だ。10分後にFラインを突破するぞ」
アムロ 「フラウ・ボゥ、どんなことがあってもあきらめちゃいけないよ。こんなことで死んじゃつまらないからね」
フラウ 「…ありがとう、アムロ。あきらめないわ、絶対に」
アムロ 「さすがフラウ・ボゥだ。じゃ、またあとでね」
フラウ 「アムロも無茶は駄目よ」
アムロ 「ああ」
ハヤト 「すぐ降りる」
アムロ 「ああ」
カツ 「俺たちゃEブロックで退避だ」
キッカ 「みんな頑張ってね」

カイ 「ハヤトは?」
キッカ 「お姉ちゃんとこに引っ掛かってる」
子供達 「ヒヒヒヒヒ」
カイ 「そりゃ結構。ニヒヒヒヒ」
セイラ 「いやらしい笑い方」
アムロ 「…いいじゃないですか」
セイラ 「そうだけど」
レツ 「頑張ってね」
カツ 「信じてんだから」
カイ 「おう」
  「アムロ、さっきお前の言ったこと、本当かよ?」
アムロ 「嘘ですよ。ニュータイプになって未来の事がわかれば苦労しません」
セイラ 「アムロにああでも言ってもらわなければみんな逃げ出しているわ、恐くてね」
カイ 「そりゃそうだな。逆立ちしたって人間は神様にはなれないからな」

ジオン兵A 「敵はビーム攪乱幕を張りつつ」
ギレン 「ミサイルで対抗しろ。モビルスーツ隊はまだ動かすな」
  「空母ドロスは予定通りだ、もう少し待て。Sフィールドの艦艇の半分をNフィールドへまわせ」
  「連邦め、主力隊がなくなったにしてはよくやる」
ジオン兵B 「Eフィールドよりグワジン進入、キシリア少将の物と思われます」
ギレン 「よし、Nフィールドへまわせ」
ジオン兵B 「は」
ギレン 「しかし妙だな。キシリアめ、出撃させてきた艦の数が合わんが」

シャア 「新型のゲルググタイプはすべて出動しているようで。私が使えるのは残っていないでしょう」
キシリア 「ジオングを使ってみるか?80パーセントしか完成していないようだが」
シャア 「ジオング?」
キシリア 「エルメスを開発した時にな、あのサイコミュを部分的に取り入れたモビルスーツだ。お前なら使いこなせよう」
シャア 「では、ブラウ・ブロ的な要素を持つ?」
キシリア 「うむ。あれは出動していまい、やって見せ。私はギレンの所に行く」
シャア 「はい」
  「80パーセントか」

ジオン兵A 「マゼランタイプ撃沈。敵のモビルスーツ部隊が発進したようです」
ギレン 「うむ」
  「さてドロス、うまくやれよ」
ジオン兵B 「キシリア様が戻られました」
ギレン 「遅かったな」
キシリア 「申し訳ありません」
ギレン 「ふん、エルメスが沈んだそうだな?」
キシリア 「はい」
ギレン 「ガンダム一機にてこずるものだな」
キシリア 「ジオングを使います」
ギレン 「未完成品をか?」
キシリア 「少しでもニュータイプと思える者をぶつける以外、ガンダムは倒せません」
ギレン 「また、シャアか」
ジオン兵C 「ドロス、突出します」
ギレン 「こだわり過ぎるな」
キシリア 「グレートデギン、どこに配備されたのです?ズム・シティですか?」
ギレン 「沈んだよ。先行しすぎてな」
キシリア 「ほう。デギン公王から調達なさったので?」
ギレン 「歯がゆいな。キシリア、父がグレートデギンを手放すと思うのか?」
キシリア 「思いません」
ギレン 「では、そういうことだ」
  「フフフフフッ、圧倒的じゃないか、我が軍は」

 

ジオン兵A 「80パーセント?冗談じゃありません。現状でジオングの性能は100パーセント出せます」
シャア 「足は付いていない」
ジオン兵A 「あんなの飾りです。偉い人にはそれがわからんのですよ
シャア 「使い方はさっきの説明でわかるが、サイコミュな、私に使えるか?」
ジオン兵A 「大佐のニュータイプの能力は未知数です、保証できる訳ありません」
シャア 「はっきり言う。気にいらんな」
ジオン兵A 「どうも」
  「気休めかもしれませんが、大佐ならうまくやれますよ」
シャア 「ありがとう。信じよう」

ギレン 「フフフフッ。ここを攻めるにしてはやはり数が少なすぎたようだな」
  「ドロスめ、よく支えてくれる。Nフィールドの全艦隊を前進させよ」
キシリア 「新しい艦隊だと?連邦軍のか?」
ギレン 「なに?」
キシリア 「それは確かなのか?」
ジオン兵A 「Nフィールド線上です。計測します」
キシリア 「連邦もよくやります」
ギレン 「そうかい?所詮は生き残り部隊の最後の悪あがきだろ」
キシリア 「…でしょうね」
  「シャア大佐のジオングはどうなってるか?」
シャア 「何か?」
キシリア 「ジオングはどうか?」
シャア 「行けます」
キシリア 「ならばSフィールド上に新たな敵艦隊が発見された。第34モビルスーツ隊と共にこれを」
シャア 「は、Sフィールドに侵入する敵を撃滅します」
キシリア 「連邦の戦力もこれまでだな」
ギレン 「Sフィールドとて、このくらいの戦力なら支えられるな?」
キシリア 「はい」
  『父殺しの男が』

シャア 「さて問題は、私に明確なニュータイプの素養があるかどうかだが」
  「沈めい」

クルー達 「うわーっ」
ブライト 「仰角2度、退避だ」
ミライ 「はい」

シャア 「よし。しかし、奴はどこにいるのだ?」
  「ん?あれか。モビルスーツ隊」
  「…奴め」
アムロ 「大物だ。シャアか?」
  「うしろから?なんだ?チッ」
  「シャア以上のニュータイプみたいだ、しかし」
  「しかし、今はア・バオア・クーに取りつくのが先だ」
  「本当の敵はあの中にいる、シャアじゃない」

ギレン 「フフ、Nフィールドはドロスの隊で支えきれそうだ」
キシリア 「結構なことで」
ギレン 「ん?」
キシリア 「グレートデギンには父が乗っていた、その上で連邦軍と共に。なぜです?」
ギレン 「やむを得んだろう。タイミングずれの和平工作がなんになるか?」
キシリア 「死なすことはありませんでしたな、総帥」
ギレン 「ふん、冗談はよせ」
キシリア 「意外と兄上も甘いようで」
ギレン 「うっ」
ジオン兵A 「あああ」
ジオン兵B 「ギレン総帥じゃないのか?ん?」
キシリア 「死体を片付けい」
  「父殺しの罪はたとえ総帥であっても免れることはできない。異議のある者はこの戦い終了後、法廷に申したてい」
トワニング 「ギレン総帥は名誉の戦死をされた。ドロス艦隊が破られたぞ」
  「キシリア閣下、御采配を」
キシリア 「うむ。トワニング、助かる」
  「ア・バオア・クーの指揮は私がとる。Nフィールドへモビルスーツ隊を。Sフィールドはどうなっておるか?」
ジオン兵C 「25隻中10隻撃沈しましたが、残りはSフィールドに取りつきつつあります」
キシリア 「シャアのジオングを前面に押し立てさせい」
ジオン兵達 「うわっ」
キシリア 「Sフィールドにモビルスーツ隊を集中させい」

カイ 「いけーっ」
ハヤト 「いただき」
  「次は?」
セイラ 「さすが新型」

ブライト 「フラウ・ボゥ、セイラのGファイターにホワイトベースから離れないように伝えろ」
フラウ 「了解」
ブライト 「ミライ、さっき一時的に敵の防御力が弱くなったろ?」
ミライ 「そうね、なんか妙だったわ。こちらもそうだけど、むこうもうまくいってないようね」
ブライト 「らしいな」

セイラ 「あっ」
  「アムロ」
シャア 「情けない、ガンダムを見失うとは。どこだ?奴は」

トワニング 「やりますな。Nフィールドもモビルスーツが取りついたようです」
キシリア 「うむ、気がかりだな」
  「Sフィールドはどうなのだ?」
ジオン兵A 「ガンダムらしいモビルスーツが血路を開いて」
キシリア 「シャアのジオングは?」
ジオン兵A 「敵に阻まれてガンダムに近づけぬようです」
キシリア 「いきなりジオングだからな」

アムロ 「取りついた。ん?」
  「シャアか。こちらを見つけたな」
シャア 「見えるぞ、私にも敵が見える」

キシリア 「しかし、ゲルググ、ドムの動きが目立たないのはどういう訳だ?トワニング」
トワニング 「は、が、学徒動員のパイロットが多いようですから」
キシリア 「学生か」
トワニング 「しかし、養成は万全でありました」
キシリア 「…話は信じるが、戦果だけが問題なのでな。もろ過ぎるようだ」
トワニング 「申し訳ありません。しかし、彼らの救国の志は」
キシリア 「総帥がニュータイプにもっと早くお気付きであればな」
  「敵を引き込め、ア・バオア・クーで虱潰しにしろ。残った敵の数、決して多くはない」

アムロ 「やるしかないのか」
  「な、なぜ出てくる?」
ジオン兵A 「ああっ、ひ、火が。母さん」
アムロ 「…」
  「逆方向から?…」
シャア 「チィッ」
アムロ 「かあーっ」
  「よけたのか」
シャア 「チッ、またか」
ナレーター 「シャアは激しい焦りを感じ始めていた。ニュータイプ用に開発されたこのジオングのパワーを最大限に発揮できぬ自分に。あのガンダムのパイロットは今確実に自分を追い込んでいる」
シャア 「しかし、私もニュータイプのはずだ」

次回予告 「終局である。シャアとアムロが生身で対決するなど、すでに戦争ではない。ニュータイプに科せられた宿命なのだろう。ホワイトベースをア・バオア・クーの赤い炎が包んでいく。機動戦士ガンダム、次回、『脱出』。君は、生き延びることができるか?」


42話動画はこちらよりYouTube

42話で出てくる名言&その感想
ギレン・ザビ名言  アムロ名言  ジオングのメカニックマン名言 

ガンダム 第42話「宇宙要塞ア・バオア・クー」の感想と見所

ジオングのメカニックマンとシャアの会話シーン動画

ギレン大演説動画「あえて言おう、カスであると」

ギレンが演説中に弟ガルマをカス呼ばわりした幻の動画

※※シャアが泣く泣く乗ったシャア専用赤い機体・幻の動画

第41話「光る宇宙」全セリフ&コメント付

機動戦士ガンダム 第41話「光る宇宙」より



ギレン 「しかし、連邦軍の戦力とて底をついております。すなわち、グラナダ、ア・バオア・クーを抜く力はない。となれば直接我が本国を強襲するでしょう、あのレビルなら考えそうなことです」
デギン 「だからこそ戦争回避の努力をせねばならぬものを」
ギレン 「その為のソーラ・システムです。一挙に連邦を葬ってみせますよ、父上」
デギン 「できるものかよ。なあ、ガルマ」
ナレーター 「デギン・ザビ公王はみずからの意志にはずれた局面を打開すべく、ジオン公国を発進した。無論、ギレン・ザビ総帥の知るところではない」



ギレン 「老いたな、父上。時すでに遅いのだがな」
  「なんだ?」
セシリア 「技術顧問のアサクラ大佐からです」
ギレン 「よし、つなげ」
アサクラ 「報告いたします。ソーラ・レイは稼動体制に入りました」
ギレン 「うむ」
アサクラ 「二時間後には臨界点に達します、ただ」
ギレン 「続けたまえ」
アサクラ 「は、臨界透過膜と偏光ミラーが実用テスト用に製作されたものしか使えませんので、ソーラ・レイシステムは一度しか使えません」
ギレン 「能力は?予定通り出るのか?」
アサクラ 「はい。3秒間の連続照射と、その間12度の角度変化が可能です」
ギレン 「よくわかった。準備を万全にな」

シャア 「ゲルググの修理はあと2、30分で」
キシリア 「うむ、それが直り次第、第二波の攻撃を掛けよ」
シャア 「はい」
キシリア 「木馬の隊を破ったらただちにア・バオア・クーへ向かう。情報ではレビルの主力艦隊はグラナダを無視すると見えた」
シャア 「ほう」
キシリア 「で、その前にひとつ聞いておきたい事がある。お前の打倒ザビ家の行動が変わったのはなぜだ?」
シャア 「私の?」
キシリア 「私は4歳ごろのキャスバル坊やと遊んであげたことがあるんだよ。お忘れか?」
シャア 「キシリア様に呼ばれた時からいつかこのような時が来るとは思っていましたが、いざとなると恐いものです、手の震えが止まりません」
キシリア 「あたしだってそうだ、お前の素性を知った時にはな」
シャア 「それを、またなぜ?」
キシリア 「ララァだ。お前はフラナガン機関にララァを送り込んでいたな。そのお前の先読みする能力を知って徹底的に調べさせた訳だ。お前もララァによってニュータイプの存在を信じ、打倒ザビ家以上のことを考えだした」
シャア 「…どうも」
キシリア 「ギレンはア・バオア・クーで指揮をとる」
シャア 「はい」
キシリア 「そのあとの事はすべて連邦に勝ってからのこと。よろしいか?」
シャア 「は、確かに」

ブライト 「ニュータイプか。超能力者とは違うという訳だな?」
セイラ 「ええ」
ブライト 「しかし、アムロの話を総合すると超能力的な敵としか思えんが」
セイラ 「今はそう考えていいのじゃなくて?」
カイ 「そんなのが相手じゃ俺達に歯が立つ訳ないじゃないか」
ミライ 「でも、それほど深刻じゃないわ。あのとんがり帽子が出てきたらアムロには気の毒だけど」
アムロ 「そ、それはそうです、今となっては」
ミライ 「そうね。今のアムロにそのニュータイプの現れ方をしているから」
アムロ 「そうとでも考えなければ説明のつかない事が多すぎるんです、僕の中に」
ミライ 「頑張ってね」
アムロ 「でも、ニュータイプっていっても僕は特別な人間じゃありませんよ。これだけ戦い抜いてこられたホワイトベースのみんながニュータイプです。でなければ勝ち抜けなかったはずです」
良いこと言うね!!
ブライト 「それは、そうかもしれん。しかし、アムロには特別何かを感じるな」
アムロ 「…ええ、否定しません。ことにあのとんがり帽子と接触してそう思えるんです。あの、ラ・ラって音」

ジオン兵A 「大佐、ダイヤモンド編隊とりました」
シャア 「おう、各モビルスーツ隊発進急がせ」
ジオン兵A 「は」
シャア 「まず艦隊特攻を掛ける、半分は沈めるつもりだ。その上でララァが中心にガンダムを」
ララァ 「はい」
シャア 「私もゲルググで出るが、今度は私がララァの命令に従う」
ララァ 「…大佐」
シャア 「今はララァの方が優れている」
ララァ 「大佐、今日からノーマルスーツを着けて出撃なさってください」
シャア 「うん。ララァがそう言うのならな」
ララァ 「ありがとうございます」

ジオン兵A 「モビルスーツの発進終了。シャア大佐のザンジバルを先頭に突撃隊形終了」
キシリア 「よし。我がグワジンはここに固定。シャア大佐発進30秒後に援護射撃を30秒掛ける」

マーカー 「敵が動き出しました。Fライン突破します」
アムロ 「カイさん、ハヤト」
セイラ 「発進よ」
ブライト 「シフトはどうする?」
ミライ 「もう任せましょう」
ブライト 「ニュータイプか。ん?」
ミライ 「フラウ・ボゥ、各機の発進を急がせてね」
フラウ 「はい」
ミライ 「…なにか?」
ブライト 「い、いや」

キッカ 「あ、アムロ」
子供達 「わあっ…」
キッカ 「もう、アムロったら」

キシリア 「30秒。発射」

カイ 「うわあ、大丈夫だろうな?俺達の帰る所がなくなるんじゃねえだろうな?」
アムロ 「来ますよ」
セイラ 「右10度、一時半の方向」
アムロ 「コースを変えてくる」

マーカー 「左舷、四隻来ます」
ブライト 「弾幕を張れ」

ジオン兵A 「うおっ」
シャア 「止まるな」

マーカー 「双方二隻ずつ撃沈。敵は回避行動に移りました」
ブライト 「よし、対空砲火。次はモビルスーツ戦だ、来るぞ」
オスカ 「五、六機編隊で来ます、十五、六機はいるようです」

セイラ 「こいつ」
ハヤト 「このっ」
アムロ 「む、とんがり帽子だな」
  「クッ。そうか、コントロールを」
  「見えるぞ」
  「ラ、ラ?」
  「チィッ」
  「んっ」
ララァ 「あっ」
  「アム、ロ?」
アムロ 「ララ?」
  「うっ。ララァならなぜ戦う?」
ララァ 「シャアを傷付けるから」
アムロ 「なに?」
ララァ 「シャアを傷付けるいけない人
アムロ 「そ、そんな、馬鹿な」
ララァ 「そのあなたの力が示している。あなたを倒さねばシャアが死ぬ
アムロ 「シャア?そ、それが」
ララァ 「あなたの来るのが遅すぎたのよ」
アムロ 「遅すぎた?」
ララァ 「なぜ、なぜ今になって現れたの?」
  「なぜ、なぜなの?なぜあなたはこうも戦えるの?あなたには守るべき人も守るべきものもないというのに」
アムロ 「守るべきものがない?」
ララァ 「私には見える。あなたの中には家族もふるさともないというのに」
アムロ 「だ、だから、どうだって言うんだ?」

 

ハヤト 「こいつ、こいつ」

アムロ 「守るべきものがなくて戦ってはいけないのか?」
ララァ 「それは不自然なのよ」
アムロ 「では、ララァはなんだ?」
ララァ 「私は救ってくれた人の為に戦っているわ」
アムロ 「たった、それだけの為に?」
ララァ 「それは人の生きる為の真理よ」
アムロ 「では、この僕達の出会いはなんなんだ?」
ララァ 「ああっ」
  「これは?これも運命なの?アムロ」
アムロ 「ああ、そうだ、そうだと思う。これも運命だ」
ララァ 「なぜ、なぜなの?これが運命だなんてひどすぎるわ」
アムロ 「しかし、認めなくちゃいけないんだ。ララァ、目を開いて」
ララァ 「そ、そうなの?そうなのかしら?アムロの言う通りなの?」

シャア 「ララァ」
セイラ 「アムロ」

ミライ 「…アムロ、いけないわ」

ララァ 「…でも、なんで今、今になって」
アムロ 「それが人の背負った宿命なんだろうな」
ララァ 「あっ」
アムロ 「うっ」

シャア 「ララァ、奴とのざれごとはやめろ」
アムロ 「あっ」
ララァ 「あっ」
アムロ 「シャア」
セイラ 「あそこ…」
  「兄さん」
  「兄さん、下がってください」
アムロ 「ここは危険です、セイラさん下がって」
セイラ 「ああっ。兄さん、私よ、わからないの?」
シャア 「ララァ、私はガンダムを討ちたい。私を導いてくれ
  「ララァ」
ララァ 「…お手伝いします、お手伝いします、大佐」
シャア 「すまん、ララァ」
アムロ 「シャア」
シャア 「ララァを手放す訳にはゆかん」
アムロ 「やれるのか?」
  「うっ」
  「…」
ララァ 「大佐、近づきすぎます」
アムロ 「セイラさんか?」
ララァ 「大佐、いけない」
シャア 「ん?アルテイシアか」
アムロ 「シャア、覚悟」
シャア 「チィッ」
ララァ 「大佐」
シャア 「ララァ」
アムロ 「ララァ」
ララァ 「きゃーっ」
アムロ 「ララァ」

ララァ 「人は変わってゆくのね。あたし達と同じように」
アムロ 「そ、そうだよ。ララァの言う通りだ」
ララァ 「アムロは本当に信じて?」
アムロ 「し、信じるさ、き、君ともこうしてわかり合えたんだから。人はいつか時間さえ支配することができるさ」
ララァ 「ああ、アムロ、時が見える」

アムロ 「…」
シャア 「…うわーっ」
アムロ 「ラ、ララァ、…と、取り返しのつかないことを、取り返しのつかないことをしてしまった…」

ブライト 「ザンジバルだ、ザンジバルだけに砲撃を集中しろ」

マリガン 「木馬だけでいい、木馬だけを」

キシリア 「残るはこのグワジンのみ。ひどいものですね」
シャア 「はい。ガンダムのパイロットのニュータイプの能力、拡大しつつあります、圧倒的」
ジオン兵A 「キシリア様、ア・バオア・クーのギレン総帥より特命であります」
キシリア 「ん?」
ジオン兵A 「連邦軍主力艦隊はア・バオア・クーへ侵攻しつつあり、ソーラ・レイのルート上のジオン艦隊はすべて退避、作戦タイム2105」
キシリア 「ソーラ・レイを?30分後に使うというのか?」
シャア 「ソーラ・レイ、あ、あれを」
キシリア 「急ぎすぎるな。ギレンめ、何を企むのか」

ブライト 「本隊との集結時間に遅れそうだ。ミライ、うしろのサラミスがついてこれるかな?」
ミライ 「無理ね。先行しましょう」
ブライト 「しかし、大丈夫か?」
ミライ 「大丈夫よ、この空域にはもうジオンはいないわ。それにアムロに対抗できるニュータイプもいなくなったから」

アムロ 「大丈夫です、戦えますから」
  「な、ハロ、大丈夫だろ?僕」
ハロ 「アムロ、ノウハ、レベル、ユウリョウ、ユウリョウ」
アムロ 「ははは、ありがとう」

ナレーター 「その頃、レビル将軍指揮する地球連邦軍艦隊はア・バオア・クーに対する第三戦闘ライン上に集結しつつあった。ここに至り、レビル将軍は攻撃目標を示した。ア・バオア・クーを抜きジオンに進攻する、と」
連邦士官A 「グレートデギンが和平交渉を、と」

ナレーター 「しかしちょうどその頃」
ギレン 「ア・バオア・クーのギレンである。ソーラ・システム最終目標を伝える。敵のレビル艦隊の主力は三つの隊に分かれてはいるものの、ソーラ・レイ、ゲルドルバ照準に合わせれば敵主力の三分の一は仕留められるはずである。ソーラ・レイシステム、スタンバイ」

アサクラ 「了解であります」
  「ソーラ・レイシステム、スタンバイ」
ジオン兵A 「発電システム異常なし。マイクロウェーブ送電良好。出力8500ギルガワットパーアワー」
アサクラ 「発射角調整、ダウン012、ライト0032」
ジオン兵B 「基本ターゲット、ゲルドルバ」
アサクラ 「825発電システムのムサイ、下がれ。影を落とすと出力が下がる」

アムロ 「だ、駄目だ、前へ進んじゃ駄目だ。光と人の渦がと、溶けていく。あ、あれは憎しみの光だ」

次回予告 「ギレンとキシリアの相克だけがジオンを窮地に追い込んだのか?生き残った地球連邦軍は最後の特攻を掛ける。シャアも立つ。アムロもまた、ララァを追うかのように。機動戦士ガンダム、次回、『宇宙要塞ア・バオア・クー』。君は、生き延びることができるか?」


41話動画はこちらよりYouTube

41話で出てくる名言&その感想
ララァ・スン名言1  ララァ・スン名言2  シャア名言 

ガンダム 第41話「光る宇宙」の感想と見所

ガンダム(アムロ)VSエルメス(ララァ)最終戦闘シーン動画
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